目 次
- 1日目 首ケアで「多くの不調が改善」する理由
- 2日目 首ケアで「美容トラブルが改善」する理由
- 3日目 「簡単・安全なストレッチ」で首ケア
- 4日目 「入浴・髪の乾かし方」を変える首ケア
- 5日目 「就寝時の服装とまくら」を変える首ケア
- 6日目 「スマホの操作姿勢」を変える首ケア
- 7日目 「良い食事」に変える首ケア
おはようございます!
健やか きれい に導く
首ケア の専門家
整体&ヨガサロン
スマイルボディ代表の
松尾さとし です
メール講座「6日目」
「スマホの操作姿勢」を変える首ケア
今日お伝えしたいこと
女性の「スマホ首」が急増中
まずは
スマホを目と同じ高さに持ちましょう
———————————————————————————————–
女性に、首こりの方が急速に増えていますが、
その主な原因に
「スマホの普及と、スマホを悪い姿勢で使用すること」
があると言われています。
スマホを利用する時には頭が下に向く姿勢となりますので、頭の重さを首の筋肉で支えることになります。
女性は、スマホ以外にも、子育て・家事・パソコン・手仕事などで頭が下に向く姿勢が多くなりがちですし、男性より首の筋肉量が少なく支える力が弱いので、統計では男性の2倍も首こりの人が多いそうです。
スマイルボディに「首こり」や「それに伴う不調」でご来店の方のうち、
その主原因がスマホの長時間操作であった方が結構いらっしゃいます。
- ・通勤電車の行き帰りにスマホでネットサーフィンをしている会社勤めの方
- ・スマホゲームにはまってしまった主婦の方
- ・LINEなどSNSから四六時中離れられない学生さん
1. スマホ首 とは
スマホ首 とは
「スマホを操作するときに頭を下に傾けて首を曲げている状態」
のことです。
人の頭は約5㎏の重さがありますが、直立した状態であれば背骨が支えてくれますが、頭を傾けると首にその重さの数倍の負担がかかります。
少し傾けた15度でも2倍の12㎏、上のイラストのように60度も傾ければ首に5倍以上の27㎏の負担がかかってしまいます。
【スマホ首による首の負担】
「米ニューヨーク脊椎専門のクリニック」調べ
2. スマホ首 が引き起こす主な症状
◆ 首こり、肩こり、頭痛、眠りが浅い
◆ 自律神経失調症、うつ
◆ 肌のくすみ・たるみ、二重あご など
3. スマホ首 が不調を引き起こす理由
スマホなどを見下ろしている姿勢の時は、頭部への血流量が「1/4に激減する」といわれます。
そして、その時間が長いほど、頭の重さを支えるために首の筋肉を使うので、首の筋肉に大きな負担を与えます。
つまり「首こり」を引き起こします。
頭の重さを支える首の筋肉は、主に「首の横の筋肉」と「首の後ろの筋肉」ですが、この筋肉が凝ることで、次のような不調を引き起こします。
● 首の横の筋肉のこり
首の横の筋肉(胸鎖乳突筋など)が緊張するとその下を通っている頚動脈・頚静脈を圧迫して、頭へ行く血流・頭から出る血流が阻害され、脳・目・鼻・耳への血行不良により、偏頭痛、視力低下、かすみ目、眼精疲労、花粉症、鼻炎、耳鳴り、顎関節症、肌・髪の毛への影響 等々、色々な不調を引き起こします。
● 首の後ろの筋肉のこり
首の後ろの筋肉(僧帽筋・頭半棘筋など)が緊張すると、その下を通っている神経を圧迫し緊張型頭痛に始まり、自律神経のバランスを整える箇所を圧迫して副交感神経の働きが阻害され、自律神経失調症、心の病まで引き起こすといわれます。
4. すぐやるべきこと
・スマホ操作時の姿勢を改める
まずは、スマホの位置を顔の正面に引き上げましょう。
片手持ちの場合は、スマホを持つ側の腕に反対の手をはさんで支えるといいです。
両手持ちの場合は、脇を締めて両ひじを寄せこれを支えにするといいです。
背もたれがある椅子に深く座ると、上体が支えられてさらに楽です。
・スマホの操作時間を減らす
パソコンで出来ることはパソコンでやるなど、出来ることからやりましょう。
明日は
「良い食事」に変える首ケア
をお伝えします
スマイルボディ
代表 松尾さとし