スマイルボディの松尾です。
良い油 オメガ3系脂肪酸 に関する記事が、日経Goodayに掲載されましたので、ご紹介します。
日経Gooday(グッデイ)は、日本経済新聞社が運営する、健康・医療に関する総合サイトです。
「からだにいいこと、毎日プラス」をキャッチフレーズに、セルフケアを中心とした最新情報・メソッドなどを提供しており、信頼できるサイトだと思っています。
今回ご紹介するのは、テレビでおなじみ ナグモクリニック院長・乳腺専門医 南雲吉則(なぐも よしのり)さん へのインタビュー記事です。
記事をお読みになる前に、「エゴマ油」の成分をご覧ください。
記事の中で、エゴマ油に関する記述が多く出てきますが、
南雲 油に関しては、今、情報が大混乱していますね。
ココナツオイル、アマニ油、コメ油、何がいいのかわからなくて何種類も買い込んじゃった、みたいな人がたくさんいます。
そもそも油には飽和脂肪酸と不飽和脂肪酸があり、不飽和脂肪酸はオメガ3、オメガ6、オメガ9に分かれ…そう言われた段階でめげませんか(笑)。
僕はもっとわかりやすくコンパクトにしないと納得できない。
そこでこんなふうにとらえてみたんです。
飽和と不飽和は、石と砂に例えるとわかりやすい。
成分は共通していても、結合が石のようにしっかりしているものを化学では飽和といい、砂のようにゆるく結合しているものを不飽和という。
不飽和には酸素が入りこんで酸化されやすく、飽和は酸化されにくいという特徴があります。
熱帯地方のココナツオイルや恒温動物のように、温かい環境下に存在するものは体内で液状を保つことができる。
また、紫外線にもさらされるので、酸化しにくい飽和脂肪酸を持っていたほうが有利なのです。
一方、寒い地方の植物油や変温動物の魚は、飽和脂肪酸だと血管内で固まって死んでしまう。だから固まりにくい不飽和脂肪酸を持っています。
地中海地方など温暖な環境のオリーブオイルは飽和脂肪酸に近いオメガ9、温帯地方のコーンや大豆はオメガ6、寒い環境で育つクルミやヒマラヤ原産のエゴマ、そして魚の油は最も固まりにくいオメガ3。
こう考えると、いい油の使い方はシンプルです。
油の原料がもともと温かい環境下にあったバターやラード、牛脂、ココナツオイルなどの飽和脂肪酸は、加熱する料理に使う。
冷たい料理には、寒い環境下にあったエゴマオイル。これで決まりです!
(出典:『一生若くいられる 油のとり方最新ガイド』日経BP社 2015年11月発行)
・スマイルボディで取り扱っている「オメガ3 サプリメント」 オメガ3系脂肪酸を多く含む亜麻仁油やエゴマ油などは、 熱に弱いため加熱できない、 酸化しやすいため開封したらすぐ使い切る必要があるなど、 取り扱いが難しいのが大きな難点です。 これを解決する方法がサプリメントでの摂取です。 私が食事でオメガ3を摂れないときに愛用しているオメガ3サプリメントを、 ご来店されたお客さま限定で、仕入れ値+経費 にてお分けしています。 (利益なしですが取扱数量が増えると仕入れ値が下がるので私も得をします) 国内製造品に限定し、類似品を全て比較検討し、数種類を試し、3ヶ月以上飲み続け、製造元に行き確認、そんな厳選サプリメントのみです。 「北海道産 亜麻仁油サプリメント」30粒入、180粒入 国産の亜麻仁油を使用する唯一の製品です。 「北海道産 亜麻美人サプリメント」30粒入 北海道産 亜麻仁油サプリメントに、抗酸化物質であるポリフェノールが豊富な北海道産のアロニアをプラスした製品です。 「北海道産 焙煎 亜麻の実」50g入 北海道産 亜麻仁油サプリメントの原料である亜麻の実を、焙煎した製品です。 チアシードと同じ、料理にパラパラかけるなどして使います。 無理なおすすめなど決していたしません。 店内に見本がありますので、施術後・レッスン後にご覧になっていただき、スタッフにお申し出ください。
- エゴマ油は「オメガ3を多く含む油」であるがオメガ6・9も含んでいること
- エゴマ油と亜麻仁油は「ほぼ成分が一緒」であること
日経Gooday(グッデイ)より 2016/1/28
奇跡の60歳・南雲流「いい油の使い方」
飽和と不飽和は石と砂、油を使い分けるカギは料理の温度
南雲吉則 = ナグモクリニック院長・乳腺専門医
ナグモクリニック院長で乳腺専門医の南雲吉則は1955年生まれ。 60歳とは思えない若々しさで知られる南雲さんが指南する「いい油の選び方」とは何か。 エゴマオイルを使って南雲さんが実践しているシンプルな健康法とは。 日経Goodayセンター長の藤井省吾がインタビューした。
「油の原料」の環境が温暖か寒冷かで考える
- とてもシンプルでわかりやすい、いい油の選び方を提案されていますね。
- なかでも現代生活の中で、積極的に体に補うべき油はオメガ3ということですね?
南雲 自然界においては必ず拮抗する作用のものが存在し、動物はそれらをバランスよく体に取り込んで利用します。 原始時代、人間は毎日のように寄生虫や病原菌にさらされ、怪我も多かったから、体内に入り込んだ異物と戦うための炎症作用や血を固める作用があるオメガ6が必要だった。 しかしオメガ6ばかりだと、血管で炎症が起きたり免疫が過剰反応したりしてアレルギーを引き起こす。 だからこそオメガ6の摂取過剰である現代人は、抗炎症作用があり血液をさらさらにするオメガ3をとるべきなのです。 自然界では、頭が良くて目がよく見え、生殖能力が高いものだけが生き残ることができる。 オメガ3は脳や目の網膜、精巣に蓄積します。 すなわち学力アップ、視力アップ、男性機能アップにはオメガ3が大事、というわけです。- 逆に言うと、オメガ6の多いサラダ油は使うべきではない、というお考えですね。
南雲 サラダ油がいい、と考えられた背景には、1950年代のアンセル・キーズ博士による「動物性脂肪、すなわち飽和脂肪酸を多くとると心疾患リスクが高まる。地中海食がいい」という報告がベースになっています。 しかし、地中海食で薦めるパスタや米などの糖質をたっぷりとると、体内で炎症が進んで血管内が傷付くのです。 精製した糖質のとりすぎが血管を傷つけた結果、現代人には生活習慣病が蔓延している。 そもそも悪玉と呼ばれているLDLコレステロールは、喫煙や糖質食で傷付いた血管を修復してくれる善玉なのです。 だから、LDLが高いほうが長生き、という研究結果もあります。 一方で、植物性だから体にいいと信じてとり続けたサラダ油が、トランス脂肪酸同様、血管を傷つける要因になっているのです。オリーブオイルは健康油ではない!?
- オリーブオイルも、今や健康油ではない、というお考えだそうですが。
南雲 オリーブオイルに豊富なオレイン酸は、私たちは体内で合成することができます。 加熱に強いというが、バターやラード、ココナツオイルのほうが熱に強い。 わざわざ買ってまで使うことはない。 むしろ、炒めものにはスーパーで無料でもらえるラードや牛脂をいっぱいもらってきて、使うほうがいいです。 サラダ油や、糖質や化学調味料の入ったドレッシングは必要ありません。- 油の作られる過程が大事だと主張されています。どんな製造法の油がよくなくて、どんな油がいいのですか?
南雲 国内でとれた無農薬のものを低温圧搾したものがベスト。 となると、オメガ3であればエゴマオイルになりますね。 なお、オメガ3を魚でとるなら、食物連鎖によって水銀など有害重金属を蓄積していない、イワシなどの小ぶりの青魚を皮ごと、頭ごととるのがお薦めです。 - 先生ご自身、油を見直すことによって、体はどのように変わりましたか? 南雲 健康オタクの僕ですが、首筋やパンツのゴムが当たるところの皮膚炎が治らず、いつもかゆかったんです。 何が不足しているのだろうと思っていた。 トランス脂肪酸はとらないように以前から注意していましたが、サラダ油をエゴマオイルに変えたとたん、慢性皮膚炎がぴたりと治りました。 ですから、毎日の習慣として、エゴマオイルを手にとって口に含んで、くちゅくちゅと口すすぎをしています。 口の粘つきがとれて口臭もなくなり、歯が白くなる。手のひらに残った油で顔をマッサージしてから洗顔すれば、毛穴の奥もすっきりします。これ、最高の健康法ですよ。 南雲さんの実践する油生活
加熱用と非加熱用で使い分け
冷たい料理にはエゴマオイルを使い、加熱する料理には飽和脂肪酸(バター、ラード、牛脂、ココナツオイル)を使う。
「この食生活に変えて、皮膚炎が治りました」(南雲さん)。
エゴマオイルで口をすすぎ、洗顔にも使う
手のひらのくぼみ部分にエゴマオイルをたらしたものを2回分(10g)口に含み、すすぐ。
手のひらに余った油で顔中をマッサージして洗い流せば、毛穴の奥の皮脂もすっきり。
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インタビューまとめ:柳本 操/写真:竹井俊晴)
南雲吉則(なぐも よしのり)さん
ナグモクリニック院長・乳腺専門医
東京慈恵会医科大学卒業。
東京女子医科大学形成外科、癌研究会附属病院外科などを経て 90年より現職。
乳がん手術、同時再建治療を専門とする。
著書に『エゴマオイルで 30歳若る』(河出書房新社、2015)などがある。
・スマイルボディで取り扱っている「オメガ3 サプリメント」 オメガ3系脂肪酸を多く含む亜麻仁油やエゴマ油などは、 熱に弱いため加熱できない、 酸化しやすいため開封したらすぐ使い切る必要があるなど、 取り扱いが難しいのが大きな難点です。 これを解決する方法がサプリメントでの摂取です。 私が食事でオメガ3を摂れないときに愛用しているオメガ3サプリメントを、 ご来店されたお客さま限定で、仕入れ値+経費 にてお分けしています。 (利益なしですが取扱数量が増えると仕入れ値が下がるので私も得をします) 国内製造品に限定し、類似品を全て比較検討し、数種類を試し、3ヶ月以上飲み続け、製造元に行き確認、そんな厳選サプリメントのみです。 「北海道産 亜麻仁油サプリメント」30粒入、180粒入 国産の亜麻仁油を使用する唯一の製品です。 「北海道産 亜麻美人サプリメント」30粒入 北海道産 亜麻仁油サプリメントに、抗酸化物質であるポリフェノールが豊富な北海道産のアロニアをプラスした製品です。 「北海道産 焙煎 亜麻の実」50g入 北海道産 亜麻仁油サプリメントの原料である亜麻の実を、焙煎した製品です。 チアシードと同じ、料理にパラパラかけるなどして使います。 無理なおすすめなど決していたしません。 店内に見本がありますので、施術後・レッスン後にご覧になっていただき、スタッフにお申し出ください。
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スマイルボディ 代表 松尾さとし