スマイルボディ代表の 松尾 です。
新型コロナワクチンの医療従事者への接種が始まりましたね。
昨年12月に施行された改正予防接種法で、コロナワクチンの接種は国民の「努力義務」とされました。
接種しなくても罰則はなく、国民は接種する.しない を選択できます。
どうするか、悩む方も多いと思います。
高齢者への接種は4月、一般への接種は早くて7月からのようですので、もうしばらく時間があります。
そこで今回は、
新型コロナワクチン
接種する.しない の判断基準
お伝えします。
まず、松尾はどうするのか、先に言いますね。
私は接種します。
- お客様と接する仕事をさせて頂いていること
- かなり先までご予約をお受けしていること
- スマイルボディの代表者であること
などなど、
お客様.そしてスタッフに対する責任があります。
ですので、
有効な感染対策は全て行いたいです。
仮に、接種に重大なリスクが判明したとしても、接種で感染対策が出来るなら打ちます。
お伝えすること要旨
新型コロナワクチン 「接種する.しない」の判断基準【まとめ】
【接種メリット】 ・発症確率が「1/10以下」になる 特に次の人はメリットが大きい
【接種デメリット】 ● 副反応 ● 将来への不安
【接種判断の情報入手先】 次の優先順位で、正しい情報を得ましょう。 第1優先 … 国が発する情報 → 特設サイト
・持病のある高齢者 … 医師と相談して接種
【接種証明が必要なケース】 ・海外への渡航などで必要になりそう ・特定のイベント.団体旅行.飲食店などでも?
【接種するか.しないかの判断】 メリットとデメリットのどちらが大きいかを、
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以下は、2/14に日本で最初に特例認可された「ファイザー社のコロナワクチン」を例に、国の発する情報とNHKの報道を中心にして、お伝えします。
目 次
1. どんなワクチンなの
● コロナウィルスの遺伝情報を使うワクチン
●「コロナウィルスの遺伝情報を伝えるmRNA」を投与する方法のワクチンで、今回初めて実用化された
● 筋肉注射で2回接種(間隔3週間)
2. ワクチンの効果
海外でのデータですが、ワクチンの入った注射をしたグループと、ワクチンの入っていない注射をしたグループ(プラセボ)を比較した結果、ワクチンの入った注射をしたグループは、ワクチンの入っていない注射をしたグループより、新型コロナウイルス感染症の症状が出た人の数が95%少なかったと報告されています。
よって、このコロナワクチンを接種すると
発症確率が「1/10以下」
になることが見込まれます。
インフルエンザワクチンより、かなり有効です。
3. 接種メリットが大きい人
● 高齢の人
高齢の人は、新型コロナウィルスに感染した場合の重症化率、死亡率が高いです。
そのため国は、高齢者に優先的に接種する計画です。
上表から、年齢が高い人ほど、接種するメリットが大きいことが分かると思います。
40歳代.50歳代も、けっこう高いです。
● 持病を持つ人
持病がある人も、新型コロナウィルスに感染した場合の重症化率、死亡率が高いです。
そのため国は、次に該当する人に優先的に接種する計画です。
特に下表に記載された持病・既往症を持つ人は要注意です。
上表から、列記された持病・既往症を持つ人は、接種するメリットが大きいことが分かると思います。
● 立場上感染すると困る人
次に該当する人は、接種するメリットが大きいです。
- 感染者や病人と接する人 … 医療従事者
- 高齢者と接する人 … 高齢者施設などの従事者
- 多くの人と接する人 … 接客業、教員、保育士など
- 仕事を休めない人 … 組織の責任者、育児中の人など
- 関係するコミュニティに感染を知られると困る人
4. 短期の副反応
接種の直後~2日くらいの間に、腫れ. 痛み. 頭痛. 疲労. 発熱などが起きることがあるものの、大半は数日で消えると言われています。
例えば
・ワクチンを打った場所の痛みが66~83%
・38度以上の発熱が2回目の接種後11~16%の人に発生
アメリカではワクチンの接種による急性のアレルギー反応「アナフィラキシー」が190万人に21人発生したと報告されています。
接種会場でそれに備えた適切な対応を取るので、命にかかわることは無いとされています。
10万人に1人以下の確率ですので、他のワクチン接種に比べても、特に多い数値ではありません。
ちなみに、交通事故に遭う確率は年間300人に1人です。
5. 長期の副反応
ファイザーのワクチン接種が始まってまだ数ヶ月。
長期の安全性の検証はまだこれからです。
この新型コロナワクチンは、初めて実用化されたmRNAワクチン。
「ウィルスの遺伝情報を体に投与する」ワクチンですので、「将来の体の異変や.将来持つ子供への影響」はないのだろうか、そして、その不安を長期間持ち続けなければならないことが辛い…
心配になるのは当然です。
これまでも当初は安全と言われていたワクチンや薬が、深刻な薬害をもたらしてきた歴史があります。
最近では、2013年に国が接種を勧奨した子宮頸がんワクチン(HPVワクチン)、「深刻な副作用が出た」と集団訴訟に。
これにより接種者が激減し、
日本の子宮頸がんの死亡者は年間2,800人にまで増加…
接種も怖いが、子宮頸がんになるのももっと怖い…
どうすればいい…
困った状況にあります。
話を戻すと、
国は新型コロナワクチンへの不安について、
ホームページに次の見解を出しています。
6. 接種判断の情報入手先
次の優先順位で、逐次情報を得て判断しましょう。
-
第1優先 … 国が発する情報
-
第2優先 … ワクチン先行国が発する情報
-
第3優先 … マスコミ報道
● 国が発する情報
国の発する情報を鵜呑みにしてはいけないと思いますが、
かといってマスコミの発する情報には問題があります。
特に民放のワイドショーや週刊誌は、責任が及ばないように専門家やコメンテイターの口を使って、根拠の不明確な情報、偏った情報、感情的な情報などを、多く流しがちです。
国のコロナ対策は、問題が色々あったと思いますが、国の発する情報は、間違っていると後々大変なので、概ねこれまで正しい情報が流されていたと思います。
次の2つの特設サイトには、国からの最新情報が逐次掲載されていますので、必ず確認しましょう。
※ 写真をタップすると開きます
ただし、
国は都合の悪い情報を「出し渋ったり」「隠したり」することもあるので、以下の情報を入手して、補完することが大切です。
● ワクチン先行国が発する情報
欧米諸国の政府などが発する情報と、日本の政府が発する情報とを比べることで、真偽が見えやすくなります。
また、接種を先行している国の情報は、日本より進んだ情報、先取りした情報が多く、特にイギリス.アメリカ.イスラエルの情報はお勧めです。
● マスコミ報道
マスコミは、私たちにわかりやすく、興味のある情報を伝えてくれます。
ただし、NHK以外のマスコミは営利企業なので、視聴者.購読者を増やす必要があります。
特に、コロナ禍で心が辛い人が増えている状況下では、不安を煽ったり誰かを叩くと、視聴者.購読者が増えるので、自社に責任が及ばないよう専門家やコメンテイターを使い、不安を煽ったり誰かを叩くことを繰り返します。
冷静に正しい判断をするために、あまり見過ぎないことも大切ではないかなぁ…と思います。
7. 接種の時期
国の発表した現時点の計画はこちらです。
16歳から64歳の人のスケジュールは発表されていませんが、どんなに早くても7月からでしょう。
市町村によっても、早い.遅い が出そうです。
年齢、居住地、既往症を入力すると、AIが接種を受けられる時期を予測するアプリがあります。
「40歳. 青葉区在住. 既往症なし」は、8月~11月でした(笑)
8. 接種判断の目安
自分の接種が回って来る時まで、次の2つの情報の変化を見ましょう。
① 接種の効果はどうか
② 短期の副反応はどうか
大きな悪化が無けれ「短期の副反応への心配はやめる」といいです。
そして、
「接種のメリット」と「長期の副反応への不安」どちらを取るか
に絞ってを検討しましょう。
長期の副反応への不安
「将来の体の異変や、将来持つ子供への影響」は
「これからの人生が長い人」ほど、
「子を持つ予定がある人」ほど、
深刻だと思いますので、
後悔しないようにしっかり検討する必要があります。
以上を踏まえ、次のとおりまとめてみました。
・持病のある高齢者 … 医師と相談して接種
・持病のない高齢者 … 接種を前向きに検討
・持病のある一般者 … 接種を前向きに検討
・感染すると困る者 … 接種を前向きに検討
・子を持つ予定の無い成年 … 接種を検討
・子を持つ予定の成年 … 接種を慎重に検討
・妊娠中の女性 … 接種をかなり慎重に検討
・16才〜19才 … 親の責任で接種を慎重に検討
・15才以下 … 接種対象外※
※接種対象となった場合は親の責任で接種をかなり慎重に検討
9. 接種証明が必要なケース
接種していない人への、差別、職場や学校での不利益な取り扱いについて、政府はこのように述べています。
職場や学校で接種証明を求められることは表向きには無いと思いますが、暗に求められることが無いとも言えません…
海外に行く人は、きっと必要になります。
世の中の風向き次第ですが、接種証明を求めるイベント.団体旅行.飲食店… きっと出てくるでしょう。
「接種したくないけど 接種するしかない」そんな方が多く出ないといいなぁ と思います。
10. 接種するか.しないかの判断
● 若い人
発症時の重症化や死亡のリスクが少ないので、今年は「判断を保留」して、来年以降に再判断するのもありでしょう。
● 年齢の高い人
● 持病を持っている人
感染時の重症化や死亡のリスクが高く、ワクチン接種のメリットがデメリットを大きく上回ると思いますので、「順番が来たら接種することが基本」でしょう。
● 30歳台~50歳台の人
悩みますよね…
これまでお伝えしたことを参考にして、メリットとデメリットのどちらが大きいかを、ひとり一人の状況に照らし合わせて、判断して決めるしかありません。
それでも心配な方は、接種の順番が来るまでしばらく時間がありますので、先に接種した諸外国の方や、医療従事者. 65歳以上の方などの接種後の状況を見て、その時の状況によっては接種を急がず延期も含め判断することをお勧めします。
それでも判断に迷ったら、
ご来店の際や、LINEにて、
お尋ねください。
コロナ禍で、
行動が制約され、ストレスにさらされ、身体も心もすぐに凝り固ってしまいます。
こまめにケアをしないと
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身心がコロナに負けてしまいます
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スマイルボディでは引き続き、コロナ対策に万全を期した上で、お客さまの身心の健康のためのサポートを、スタッフ一同しっかりさせていただきます。
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一緒に乗り切きりましょう!
スマイルボディ
代表 松尾さとし