ヨガインストラクターの Emi です。
こんにちは。
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総務省の調査では、スマホ使用率は6割超ということですが、
スマホの普及に伴って、こんな言葉をよく聞くようになりました。
首こり
私もなんですが、スマホを使っている方、長時間使っていると、
首から肩がカチカチ、パンパンになりませんか?
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●首こり
首こりと、肩こり、どう違うのでしょうか。
肩こりは、主に僧帽筋、肩から背中、肩甲骨の周辺がこります。
首こりは、首の後ろ、横、肩から胸、にかけてのこりが顕著です。
首こりの場合、肩こりもある可能性が高いです。
首こりは、頭痛やめまい、吐気、自律神経の不調
などを引き起こすと言われています。
首は、頭(脳)と体をつないでいます。
重要な神経や血管が通う場所ですから、
首こりがひどくなると、頭(脳)への血流が悪くなり、
さまざまな不調が起こることは想像できますね。
●首こりの原因
首こりの大きな原因は、スマホを見る時の姿勢です。
この写真のように、
手元にあるスマホを見るとき、頭は前のめりで、さがっています。
頭は結構重く、体重の約10分の1の重さがあると言われています。
50キロの人なら、だいたい5キロですね。
その重さを、細い首を含めた、背骨周辺で支えています。
普通に立っている時でも、重さがかかっているのに、
更に頭が前になることで、首の後ろ、背中の筋肉は、
伸ばされながら、重さがかかるという、
超緊張状態で、負荷がかかっています。
これでは首の筋肉が硬くなり、血流も悪くなって、
疲労が溜まり、首こりになってしまうのです。
●ヨガでできること
一番の予防は、スマホを見る合間にお休みをとったり、
そもそも長時間やらない、
頭が前にならないように、スマホの位置を顔の前まで上げる、
など、首がこらないようにすることです。
しかし、そうは言っても、、、と思いますので、
ヨガでできる対処方法を考えてみます。
まずひとつめは、背骨周辺を柔軟にしておくことです。
頭が前になると、猫背のように背中が丸くなり、
首、肩、背中、腰の筋肉が硬くなります。
強さと柔軟性を養って、多少の負荷にも耐えられるようにしましょう。
本当にシンプルなヨガのポーズで出来ますよ。
まずはこちら。
四つん這いになって、背骨を反るポーズです。
流派によって、ポーズの名前はいろいろあるようですが、
私は牛のポーズと教わりました。
そして、その反対の動き。
(イラストが揃ってなくてすいません)
背中を丸めるポーズ、猫のポーズです。
これを繰り返します。
背骨だけでなく、骨盤、肩甲骨も大きく動かすようにしましょう。
本当に、シンプルです。
先日も腰が痛いという方に、この動きを数分繰り返してもらい、
痛みが引いたと仰っていました。
シンプルだからこそ、効果がわかりますね。
この動きで、首から腰にかけての緊張や疲労をとります。
床で四つん這いにならなくても、
椅子に座った姿勢で、背骨を反って丸める動きはできますから、
ふと気になった時にもやってみて下さい。
長くなったので、続きは次回に。
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Emi