ヨガインストラクターの Emi です。こんにちは。
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肩の動きー1)「バインド」のちょっとしたコツ
肩の動きー2)バインドが苦手なのは、腕と胸が原因かも(肩こり対策)
肩の動きー3)ゴームカアサナ(肩こり対策)
肩の動きー4)ゴームカアサナの左右差(肩こり対策)
肩の動きシリーズは今回でひとまず終了します。
最後はガルーダアサナ(鷲のポーズ)の肩です。
●ガルーダアサナ(鷲のポーズ)の肩をみる
この図のポーズは、下半身が難しいですが、
この腕の動きです。
両方の肩甲骨と肩関節(上腕)はほぼ同じ動きをしています。
肩甲骨は、外転(背骨から離れる動き)、挙上、上方回旋
肩関節は、外旋(外側に回す動き)、屈曲、
内転(腕を体の中心に寄せる動き)
です。
重ねている上の腕と、下の腕で違うのは、三角筋です。
上の腕の三角筋は、収縮していますが、
下の腕の三角筋は、ストレッチされています。
●菱形筋を動かす
肩の動き1〜4では、肩こり対策の観点から、
肩関節(上腕)の動きに注目してきましたが、
このポーズで注目したいのは、肩関節ではなく、
肩甲骨の動きです。
特に、肩甲骨の外転(背骨から離れる動き)です。
この肩甲骨が外転しているとき、
菱形筋がストレッチされています。
これが肩こりに効果的なんです。
●菱形筋が硬い理由
菱形筋は、収縮して硬くなって、コリになる、のではなく、
常にストレッチされて、緊張しっぱなしで、
パンパンに張って硬くなる感じです。
なぜなら、こちらの記事にも書きましたが、
肩の動きー2)バインドが苦手なのは、腕と胸が原因かも(肩こり対策)
私たちの日常の作業は、腕を前に出す、肩が前に出て、
いわゆる猫背の姿勢で行うことが多いので、
肩甲骨が外転して、菱形筋はパンパン、カチカチです。
その菱形筋をストレッチして、動かすことで、
ハリや緊張をほぐして柔らかくすることができます。
また、菱形筋を収縮する動き(肩甲骨の内転)も
同時に行うと更に効果的です。
ゴームカアサナの下の腕、バインドもいいですし、
肩の動きー3)ゴームカアサナ(肩こり対策)
このパルシュヴォッタナアサナもおすすめです。
肩の動きシリーズ、いかがでしたか?
ヨガに興味を持っていて、これからはじめたいな、という方には、
ヨガの練習が、自然と肩こり予防になっていることを、
既にヨガを練習している方には、
この動きが、こんなふうに肩こり予防になっているんだ、ということが
伝われば嬉しいです。
肩の動きー1)「バインド」のちょっとしたコツ
肩の動きー2)バインドが苦手なのは、腕と胸が原因かも(肩こり対策)
肩の動きー3)ゴームカアサナ(肩こり対策)
肩の動きー4)ゴームカアサナの左右差(肩こり対策)
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Emi