ヨガインストラクターの Emi です。こんにちは。
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肩の動きー1)「バインド」のちょっとしたコツ
肩の動きー2)バインドが苦手なのは、腕と胸が原因かも(肩こり対策)
肩の動きー3)ゴームカアサナ(肩こり対策)
今回も、肩と肩こりに関わるお話しの続きです。
前回のゴームカアサナって、肩関節の左右差がよくわかります。
右と左で、どちらかがやりやすくて、
どちらかがやりにくいことはありませんか?
このポーズほど、左右差を実感させるものはないですよね。
●右と左、どちらがやりにくいですか?
ゴームカアサナのこの動き、左右差がある方は、
どちらがやりにくいか、ちょっと思い出してみて下さい。
どちらでしょう?
おそらく、利き腕を下にした場合、やりにくいと思われます。
右腕が利き腕の方は、
右を下にしたら、手をつかめない、という方が多いと思います。
クラスにいらっしゃる皆さんを見ていると、
圧倒的に右がやりにくい方が多いです。
●左右差が出る理由
肩の動きー2)バインドが苦手なのは、腕と胸が原因かも(肩こり対策)
この記事にも書きましたが、
腕を後ろに伸ばせない場合、
三角筋の前部、大胸筋の上部が硬い場合が多いです。
三角筋の前部、大胸筋の上部は一緒に働くのですが、
物を持ち上げる時によくつかう筋肉です。
日常、物を持ち上げるのによく使うのは、利き腕ですよね。
当然利き腕の方が筋力が強くなりますが、
ストレッチなどで伸ばすことをしないと、
筋肉が収縮していきます。
という理由で、
利き腕の方を下にした時に、やりにくい
という左右差が出ます。
●全身への影響
この場合のように、可動域の左右差は、誰でもあります。
体は全て繋がって、連動して動き、働くので、
この左右差があることで、もしかしたら、
肩の高さが左右違うかもしれません。
肩甲骨の位置も左右差があるかも。
肩の左右差が、背中の筋肉に影響を与えることも考えられます。
かといって、左右差をなくそう!と頑張らなくても、
左右どちらも丁寧に、ヨガの練習をしていけば、
徐々に左右差がなくなってきます。
そして、この場合は肩ですが、肩だけを動かすのではなく、
背骨や股関節・骨盤など、全身を整えるように動くことで、
全身の左右差を少なくしていくことになります。
ヨガのクラスでは、ひとつの部分を徹底的に動かすのではなく、
全身を満遍なく動かすことが多いですよね。
それも全身のバランスを整える、とても良い効果がありますよ。
肩の動きー1)「バインド」のちょっとしたコツ
肩の動きー2)バインドが苦手なのは、腕と胸が原因かも(肩こり対策)
肩の動きー3)ゴームカアサナ(肩こり対策)
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Emi