スマイルボディの 松尾 です。
お盆期間も今日が最終日。
暑いこの時期は「首こり」のお客さまがとても多いです。
スマイルボディでは、「ゆらぎリリース整体」という施術法を使いますが、最も有効なのが「首こり」のケアであることもあって、多くの首こりのお客さまがお見えになります。
腰痛や肩こりと違って「首こり」が怖いのは、首には頭と繋がる太い動脈・静脈・神経が通っていて、首の筋肉の緊張がそれらを圧迫し、脳・目・鼻・耳への血行不良、副交感神経の働きの低下を招き、多くの重大な不調を引き起こすことです。
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首や肩のこりが酷くなるのは寒い冬と思われがちですが、夏も症状が酷くなります。
「首こり」を引き起こす原因のひとつに、首が冷えた結果、筋肉異常が起きて首が硬直してしまうということがあります。
暑い日は冷房を強くしがちですが、首回りが露出する服装でいると、首が冷えやすくなります。
ご主人が暑がりで、、、
子供が汗っかきなので、、、
そんな理由で冷房の設定温度が低くなり、
首が冷えて不調になる女性が多いですね。
首こり・頭痛を感じたら、首に手を当ててみてください。
冷えていたら、首の冷えが原因の可能性が高いです。
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手軽にできて効果がある首を温める方法は次の4つです。
(1)スカーフ、ネックウォーマーを着用する
(2)「半身浴」よりも「全身浴」できちんと湯船に浸かる
(3)洗った髪の毛はすぐ乾かす(気化熱で首が冷えるので)
(4)首の冷えを感じたらドライヤーの温風を首に当てる
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不調を引き起こす「首こり」、首こりの場所は大きく分けて「首の横」と「首の後ろ」の2か所にあり、その場所により重大な不調の内容が変わります。
首の横の筋肉のこり
首の横の筋肉(胸鎖乳突筋など)が緊張するとその下を通っている頚動脈・頚静脈を圧迫して、頭へ行く血流・頭から出る血流が阻害され、脳・目・鼻・耳への血行不良により、偏頭痛、視力低下、かすみ目、眼精疲労、花粉症、鼻炎、耳鳴り、顎関節症、肌・髪の毛への影響 等々、色々な不調を引き起こします。首の後ろの筋肉のこり
首の後ろの筋肉(僧帽筋・頭半棘筋など)が緊張すると、その下を通っている神経を圧迫し緊張型頭痛に始まり、自律神経のバランスを整える箇所を圧迫して副交感神経の働きが阻害され、自律神経失調症、心の病まで引き起こすといわれます。 . 以上のような不調を抱えているお客さまには、 「今の○○さんの首は重症です。ケガをしたら包帯を巻くのと同じと考えて、暑くても冷房をかけて寝る時は、ネックウォーマーを必ずしてください。」 とアドバイスしています。 . まだ、暑い夏は続きます。 ぜひ、首を冷やさない対策をしてください。スマイルボディの関連ブログ
首こりに関係する「きっと改善シリーズ」はこちら。「首こり」は万病の始まり
- その1 心の病
- その2 不定愁訴(自律神経失調症)
- その3 ケアの方法
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スマイルボディ 代表 松尾さとし