スマイルボディの 松尾 です。
最近「子どもがマンションから転落」というニュースをよく目にします。
最近のニュースを検索したら こんなに。
一緒にサロンをやっている娘のゆりえが、確か3歳くらいの時、
実は私にも「心臓が止まるようなヒヤリ体験」がありました。
転勤族だった私は、当時は東京・府中にある社宅の5階に住んでおり、
娘が万一ベランダから転落しないよう、妻と細心の注意をはらっているつもりでした。
女の子ですし、言いつけは守る方のおとなしい子でしたので、
気が抜けていたのかもしれません。
その社宅はベランダに洗濯機を置くようになっていたのですが、
ある日、「お父さん見て~~」という声がする方を見ると、
鍵が閉まっているはずのベランダに娘が出ており、
なんと…
自分の背丈より高い 洗濯機の上に乗っていた のです。
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バランスを崩せば転落してしまいます。
大きな声を出すとかえって危険だと思い、
作り笑顔でゆっくり近づき、抱きかかえ、事なきを得ました。
理由は、宅配で届いた段ボール箱を洗濯機の横に置いてしまっており、
ゆりえは、段ボール箱を踏み台にして洗濯機の上に登ったのでした。
ガラス越しにベランダを見て、褒められようと思い、
開けられなかったはずのベランダに行く扉の鍵を頑張って開け、
登れなかった高さまでチャレンジして登ったのでしょう。
昨日できなかったことが、今日はできるようになっている、
子どもは日々成長している のを忘れていたのでした…。
今でも、数年に一度、その時の夢を見ます。
失敗をお伝えするのも役目だと思い、
マンション住まいで小学生以下のお子さまのいる常連さんには、
私のこの失敗談をお話ししています。
娘には、孫の子育て方法についてほとんど口を出しませんが、
「親子は行動が似るものだから、落下、くれぐれも注意してね。」
なんて話をしています。
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「子供の高所平気症を治す」「すぐできる転落防止対策」との記事がありました。
小さなお子さまがいらっしゃる方、
私のようなことにならないよう、そして万一のことにならないために、お読みになってみてください。
- マンションから4歳女児転落死 渋谷
- 4歳男児死亡、マンション14階から転落 川崎
- マンション5階から男児転落死 京都
- 4歳児、11階から転落死か 祖父母のマンション 那覇
- 1歳児、母添い寝中にマンション6階から転落死 舞鶴
- 6歳女児がマンションから転落し死亡 大阪・阿倍野
NHKニュースより 7月14日 20時10分 小学6年生死亡 マンションから転落か14日朝、東京・板橋区のマンションの駐車場で男の子が倒れているのが見つかり、まもなく死亡が確認されました。 男の子はこのマンションに住む小学6年生で、警視庁はベランダから転落したとみて調べています。 14日午前6時前、東京・板橋区坂下の11階建てのマンションの住民から、「大きな音がして下を見たら人が倒れている」と110番通報がありました。 警察官が駆けつけたところ、マンションの駐車場に男の子が倒れていて病院に搬送されましたが、全身を強く打っていて、まもなく死亡が確認されました。 警視庁によりますと、男の子はこのマンションの9階に住む小学6年生で、現場の状況などから自宅のベランダから転落したとみられるということです。 自宅では母親と兄が寝ていましたが、母親が明け方に目を覚ますと、男の子は1人でベランダに出て外を眺めていたということです。これまでのところ、自宅から遺書などは見つかっておらず、警視庁は家族から話を聞くなどして原因を調べています。 |
産経新聞WEBニュースより 2016.4.13 子供の転落死多発、背景に「高所平気症」 高層階で生活…恐怖心育たぬケースもマンションのベランダなどからの子供の転落事故が後を絶たない。 10日には、大阪市阿倍野区のタワーマンション最上階の43階から6歳の女児が転落死する事故があった。 こうした背景には、高層階での暮らしに慣れ、高さに恐怖心を抱かない“高所平気症”の子供が増えていることがあるとされる。 専門家は予想もつかない行動を取る子供へ細心の注意を怠らないよう呼び掛けている。 阿倍野区の事故は日曜日だった10日の昼に発生した。 小学校に入学したばかりの女児は、家族と一緒に居間でアニメのDVDを見ていた際に姿が見当たらなくなった。 アニメには登場人物が空を飛ぶシーンもあったという。 高さ約1メートルにある窓が開いており、大阪府警によると、女児はいすを使って窓の外をのぞき込むなどしていて転落したとみられる。 昨年7月には、京都市西京区のマンション5階のベランダから、3歳の男児が転落して死亡。 同年10月にも、大阪府枚方市のマンション8階から4歳の女児が転落死する事故があった。 こうした転落事故が相次ぐ背景として、福島学院大の織田正昭教授(母子保健学)は「高いところを怖がらない『高所平気症』の子供が増えている」と指摘する。 織田教授によると、子供は自分の目線の高さを基準に、地面との距離を把握して高さを判断する。 目線より極端に高いところには恐怖心を抱き、この感覚を、小学校に通うころまでにはおおむね形成するという。 しかし、平成に入ったころから急激に増えた高層マンションで育った子供は、窓の外を見ても地面が見えないことから、ベランダから見える景色が安全な高さだと思い、高所に恐怖を抱く感覚が身につきにくいとする。ジャングルジムで危険感覚体感を織田教授は「育児をする30代の親世代も高さの危険性を経験していないので、安全に対する配慮ができない。鉄棒やジャングルジムなどで遊ぶ機会を増やし、高いところはスリルがあると同時に怖いという感覚を、子供に身につけさせる必要がある」と話す。 また、危険を根本的に排除するのも事故を防ぐ上で有効な手立てとなる。 セコムIS研究所の舟生(ふにゅう)岳夫主務研究員は「外の景色を見たいという子供の好奇心を妨げることはできない。保護者が子供の行動をあらかじめ予測し、どこに危険があるのかイメージすることが必要だ」と説く。 転落事故に遭うのは就学前後の幼い子供が目立ち、室内に一人で残されたときや、窓やベランダの下に足がかりになるものがある場合など、事故が起きたケースには共通点がみられる。 これからの季節は窓を開け放つ機会も増え、事故の危険性も増す。 舟生氏は「油断は禁物。子供への注意を怠らず、余計なものをベランダに置かないなど物理的に転落しないようにすることも重要だ」と訴えている。 |
スマイルボディ 代表 松尾さとし
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