ヨガインストラクターの Emi です。こんにちは。
ヴェーダーンタを学んでいて、面白いことの一つが、
自分が持っている、ある言葉に対する思い込みに気づくことです。
「言葉への思い込みが、考えも制限する」
にも書いたのですが、
これが面白くて、勉強を続ける理由でもあります。
今回は、最近ハッとした言葉、「自由」です。
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●「自由」
ヨガのゴールをサンスクリット語で「モークシャ」というのですが、
このモークシャはいろいろな言葉で訳されていて、
その中のひとつに、「自由」という言葉があります。
学んでる本(ヴェーダーンタ入門)の中で、こんな記述がありました。
満たされるために、何も変える必要がない。この瞬間、自由です。
満たされていて、
何も変える必要がない、
何もする必要がないとき、
それが「自由」ってことだったのか。。。
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●私の思っていた「自由」
三省堂の辞書で「自由」調べると、
制限を受けず、思いのままにできること
とあります。
私の思っていた「自由」も、
何かの制限や規制があって、そこから離れること
思うままにできること、振る舞うこと
自分の行動などに選択肢があって、選べること
「~から自由になる」
という感じで、何かしらの行動を伴っていたり、
アクティブに動くイメージの言葉です。
「何も変える必要がないときが自由」というのは、
私には思いもつかないことでした。
裏を返すと、私の思う「自由」は、
「不自由」「制限・規制」があってこそで、
その不自由から離れることが「自由」と思っていました。
上手に説明できないのですが、
これって、「自分は不自由」であることが前提と
思い込んでいるんじゃないかと気がつきました!
一般的に使う「自由」という言葉の意味と、
ヴェーダーンタでの「自由」とは、使い方が違うと思いますが、
言葉の捉え方の違いを考えていくと、
自分の思い込みに気がついたり、面白いな、と思います。
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Emi