ヨガインストラクターの Emi です。こんにちは。
汗ばむ時期になりました。
ヨガの練習でも、たくさん汗をかくことが増えてきました。
汗をかくと、体がすっきりして、
要らないものを出して浄化した感じがします。
●体の浄化
私たちの体は、酸素や食べ物やを取り入れて新陳代謝を行っています。
新陳代謝の結果、生じた不要物を排泄して、体を浄化しています。
摂取した薬物、有害物質なども、同じように排泄します。
主な排泄器官は、肝臓、腎臓、消化管、肺、皮膚などです。
薬物の検査は、尿や毛髪で行いますが、
摂取したものが、正直に体に現れるんですね。
●汗で浄化
この、汗で体の中の不要物を排出する機能、
全身の排出機能の中で、どの程度の割合か、ご存知ですか?
答えは、
3%
です。
他との割合をみてみますと、
便 75%
尿 20%
汗 3%
髪 1%
爪 1%
なんです。
「たった3%、汗でデトックスって、あんまり意味ないんじゃ。。。」
と思うかもしれませんが、
便と尿で排泄できなかったものが汗から出るので、
意味がないわけではありません。
本来なら、排泄機能は体が自然にしてくれますが、
今の私たちの生活では、
ストレス、不規則な生活、食生活の乱れなどで、
排泄機能が上手く働かないことが多いです。
体の排泄機能が適切に働くのをサポートするように、
生活習慣、食事、運動などを心がける必要がありそうですね。
特に食事は、食べ過ぎない、
野菜中心で消化によいものを食べる、
浄化や消化の負担になるものを避けるなど。
●ヨガでできること
ヨガのアサナ(体を動かすこと)は、筋肉の血液循環を良くして
代謝を高め、体の老廃物・不要物の排泄を促します。
深く呼吸することも、血液循環や代謝を促進するのに効果的です。
ヨガでは、不要物を取り除く「浄化」が非常に重要視されています。
体を動かすことよりも、まず浄化をすることが大切だったりするので、
(不要物を抱えたまま、循環を良くすると逆効果になることも)
胃、腸、鼻、腹部、目などを浄化する方法が伝えられています。
例えば、ヨガのクラスの始まりででよく行う、
カパラバティという浄化法/呼吸法は、
呼吸器官を浄化して、呼吸器系・循環器系を刺激します。
中には、訓練しないと難しい浄化法もありますが、
手軽にできることから取り入れていくといいですよ。
食後に歯を磨くように、
習慣になれば、やらないことが不快になります。
ヨガクラスのお知らせ
第2・第4土曜日 15:30~16:30(60分) ハタヨガ
第2土曜日 17:00~18:30(90分) プライベートヨガレッスン&整体コース (ヨガレッスンと整体の時間配分は自由。90分全てヨガももちろんOKです。)
Emi