ヨガインストラクターの Emi です。こんにちは。
ヴェーダーンタを学んでいて、面白いことの一つが、
自分が持っている、ある言葉に対する思い込みに気づくことです。
それに気がついた時の、ハッとする瞬間に喜びを感じます。
その思い込みに気づいたら、
ストレスがなくなっていくのではと思うので、
そのことを今日は書きたいと思います。
●「義務」という言葉の意味
先生のお話を聞いていて、一番最初にハッとしたのは、
「義務」
という言葉でした。
ダルマという言葉について解説のときです。
ダルマという言葉には、様々な側面から深い意味があって、
簡単に説明はできないのですが、
その中の一つで義務と訳されることがあります。
先生のお話では、考えが整理されてくると、
自分のしたいことが、すべきこととイコールになる、
義務 = したいこと になるのだそうです。
義務という言葉、私の中ではあまり良いイメージがありません。
やりたくないけど、やらなきゃいけないこと、
強制されてやること、
というような、ネガティブなイメージ、思い込みがあります。
なので、先生のそのお話を聞いて、
そんな考えは私の中には全くなくて、ハッとしました。
気になったので、調べてみると、
デジタル大辞泉での「義務」の意味は、
1 人がそれぞれの立場に応じて当然しなければならない務め。
2 倫理学で、人が道徳上、普遍的・必然的になすべきこと。
3 法律によって人に課せられる拘束。
法的義務はつねに権利に対応して存在する。
とあります。
●言葉に付けた思い込みが考えも制限する
私が「義務」という言葉に抱いていたネガティブな思い込みは、
たぶん私の過去の経験から、
自分で勝手に言葉に色をつけてしまったんでしょう。
本来はどの言葉も、ポジティブもネガティブもないはずなのに。
毎日の生活の中で、何気なく使っている言葉に対して、
結構無自覚なんですね。
でも、私たちはその言葉を使って考えるので、
言葉に対して思い込みがあるということは、
自分の考えも思い込みや制限をかけていることになると思います。
●ストレスのない生き方へ
言葉の思い込みに気づくには、
ヴェーダーンタのお話を聞くことがとても役に立ちますが、
普段自分がよく使う言葉や、
頭の中で考える時に使うことばに気をつけたり、
他の人と会話をしている時に、違和感を感じた言葉を拾ったりして、
自分の使う言葉に注意深くすることを心がけたいと思います。
思い込みが外れて、
やりたいことが、為すべきこと、役割、そして義務になっていたら、
なんてストレスのない生き方なんだろうかと思います。
そんな生き方に近づきますように。
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Emi