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2019/05/23

Q&A『下肢静脈瘤ですが』 ヨガインストラクター Emi

ヨガインストラクターの Emi です。こんにちは。

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♦Q&A『下肢静脈瘤ですが、ヨガはできますか?』

「ヨガをやってみたいな」と思っても、

自分の体で気になることがあれば、躊躇してしまいますよね。

その気になることが少しでも解消できればと、

過去に頂いた質問を思い出しました。

『下肢静脈瘤ですが、ヨガはできますか?』

医師の診断を受けて、あなたの状態で、ヨガを含む運動を行ってもよいか、確認してみて下さい。

運動が大丈夫でしたら、ほとんどのヨガの動きは問題ないと思います。

 

●下肢静脈瘤とは

脚の静脈に血液が溜り、膨れてコブのようになる、

またはコブ状にならなくても、血管が浮き出る状態になります。

脚がだるい、重い、むくむ、つる、

更に皮膚がかゆい、血色がよくない、湿疹、皮膚炎

などの症状になります。

 

●原因は

血液が、脚から心臓へと静脈を通って流れています。

その血流が逆流しないように、静脈には弁があります。

その弁が正しく機能しなくなり、血液が心臓に戻りにくくなります。

静脈に溜った血液が溜ってしまうのです。

立ち仕事、デスクワーク等、長時間脚を動かさない姿勢でいること

妊娠・出産

加齢

が主な原因です。

 

●改善するには

一度なってしまうと、自然に治ることはないようですが、

症状を改善したり、悪化を防ぐことはできます。

参考までに、ある生徒さんのお話では、

適度な運動(特にふくらはぎの筋力をつけること)、

弾性ストッキングを着用すること、

を医師に勧められていました。

それで悪化した場合は、手術になるそうです。

(気になる方は、きちんと医師の診断を受けて下さいね。)

 

●ヨガでできること

静脈に血液が溜ってしまうことが原因なので、

下半身の血流を良くすることが大切です。

ヨガでの呼吸法

下肢の筋力を必要とする動きやポーズ

下肢の筋肉をストレッチする動きやポーズ

逆転のポーズ(逆さまになることで、血流を良くします)

【例えば、Sarvangasana (肩立ちのポーズ、元の意味は全身のポーズ)

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ここまで脚をあげなくても、半分でも十分です。

または壁に向かって脚を上げるだけでも。】

などが良いと思います。

太陽礼拝も全身の血流を良くするのでおすすめです。

他におすすめのポーズは、

Virasana ヴィラアサナ

膝を折って、両カカトの間にヒップを下ろして座ります。

Supta Virasana スプッタ ヴィラアサナ

上のヴィラアサナから仰向けで横になります。

Bhekasana ベカアサナ

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弓のポーズの様に仰向けで、カカトをヒップの外側から床へ近づける。

(肩の説明は省略します)

こちらの3つのポーズは、太ももの前側、膝、スネ、足首、足の甲、つま先までを伸ばします。

先の生徒さんは、弾性ストッキングを着用して日常生活を送っていらっしゃいます。

ヨガも全く問題なく行っています。

静脈瘤の手術をして、ヨガをしている方もいらっしゃいます。

ヨガで少しでも辛い症状が楽になるといいですね。

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Emi