スマイルボディの松尾です。
首こりが辛くてお見えになるお客さまには、スマホを長時間使う習慣の方の割合が多いです。
特に、妊娠中や育児ママさんは情報収集の手段がスマホになりがち、電車通勤をされている方は電車内で使う方が多いようです。
女性に、首こりの方が急速に増えていますが、その原因の一つに「スマホの普及と、スマホを悪い姿勢で使用すること」があると言われています。
スマホを利用する時には頭が下に向く姿勢となりますので、頭の重さを首の筋肉で支えることになります。
女性は、スマホ以外にも、子育て・家事・パソコン・手仕事などで頭が下に向く姿勢が多くなりがちですし、男性より首の筋肉量が少なく支える力が弱いので、統計では男性の2倍も首こりの人が多いそうです。
首こりが怖いのは、首には頭と繋がる太い動脈・静脈・神経が通っていて、首の筋肉の緊張がそれらを圧迫し、脳・目・鼻・耳への血行不良、副交感神経の働きの低下を招き、色々な不調を引き起こすことです。
過剰なスマホ利用が招く「ストレートネック」とは?
との記事が、日経Goodayに掲載されましたので、ご紹介します。
日経Gooday(グッデイ)は、日本経済新聞社が運営する、健康・医療に関する総合サイトです。
「からだにいいこと、毎日プラス」をキャッチフレーズに、セルフケアを中心とした最新情報・メソッドなどを提供しており、信頼できるサイトだと思っています。
日経Gooday(グッデイ)より 2016/4/19 梅方久仁子
過剰なスマホ利用が招く「ストレートネック」とは?
最近、“ストレートネック”の人が増えているという。
ストレートネックとは、頸椎の自然なカーブがなくなり前にまっすぐ突き出した状態のこと。
健康な人の首は、7個の頸椎が前に向かってゆるやかにカーブして連なり、頭を支えている。
このカーブがなくなり、首がまっすぐ前に突き出すようになった状態がストレートネックだ。
横から見ると、猫背で頭が前に出ているように見える人が危ない。不安な人は、壁にかかとと背中をつけてまっすぐ立ってみよう。
この姿勢で後頭部が壁につかない場合は、ストレートネックの可能性が濃厚だ。
ストレートネックになると、頭を支えるために肩から首の筋肉が常に緊張することになり、しつこい肩こりや首の痛みが起こってくる。
重症になると、腕のしびれ、頭痛、めまいなど、全身の体調不良につながっていくこともある。
前屈みの姿勢を長時間続けるのは避けよう
ストレートネックの原因は、前屈みで手元をのぞき込むような姿勢を長時間続けることにある。 大人の頭の重さは4~5kgほどもある。 前屈みの姿勢を続けていると、周辺の筋肉が頭の重さを支えきれずに頸椎のカーブが失われていく。 それが繰り返されると、やがてその状態が固定してしまう。 ストレートネックが増えた背景には、IT機器の普及がある。 特にノートパソコン、スマートフォン、ゲーム機などは、膝の上に置いてのぞき込む姿勢になりやすい。 仕事で1日中パソコンを使いつつ、オフタイムはスマホに熱中というのでは、首が休まる暇がない。 ストレートネックを予防するには、前屈みの姿勢をなるべく避けることだ。 パソコンは姿勢を正して座ったときに、ほぼ目の高さになるようにディスプレイの位置を調整しよう。 スマホは両手で支えるなどして、目の高さ近くまで持ち上げて使うとよい。 また、ときどき休憩して首や肩のストレッチを実行しよう。 いったんストレートネックになっても、適切な治療と生活習慣の改善で元に戻すことはできる。スマイルボディの首こりに関するブログ
首こりに関係する「きっと改善シリーズ」
「首こり」は万病の始まり
- その1 心の病
- その2 不定愁訴(自律神経失調症)
- その3 ケアの方法
スマイルボディ 代表 松尾さとし
首や肩の辛さ改善 産前 産後のケア
整体&ヨガサロン【スマイルボディ】