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2020/03/24

Q&A『ヨガで鏡は使わないの?』 ヨガインストラクター Emi

ヨガインストラクターの Emi です。こんにちは。

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♦Q&A『ヨガで鏡は使わないの?』

 

以前生徒さんから頂いたご質問で、ふと思い出したことを今日は書きます。

『ヨガで鏡は使わないんですか?鏡がないと、自分のポーズができてるかわかりません。』

というご質問が、4~5年前までは結構ありました。

ヨガスタジオに通う人が増えて、鏡のない場所で練習するのに慣れた人が増えたのか、最近はこの質問は少なくなりました。

ヨガスタジオなど、ヨガ専門の場所は、鏡を置いていないところがほとんどです。

確かに、鏡があった方が、自分の姿が見えて動きがわかります。

鏡に映った自分を、外側から見るような感じでしょうか?

ヨガの動きやポーズを、人に見られるためにキレイにやりたい、というなら必要かもしれませんね。

しかし、リラックスしたい、リフレッシュしたい、自分の内面を見つめたい、という目的であれば、鏡は逆効果になってしまいます。

自分の姿や動きばかり気になってしまって、呼吸が疎かになったり、

他の人と、インストラクターと比べて、感情が落ち着かなかったり、

自分の体の感覚や、呼吸に集中できなくなるのでは、と思います。

本当にリラックスしたい時って、周りの人からどう見られているのか、そんなジャッジから離れたいのに、鏡があると、気になりませんか?

鏡を通すと、自分自身が、自分をジャッジメンタルな視線で見てしまいやすいと思います。

私個人としては、見たくない自分をみてしまうことがないので、鏡がないと安心します。

今私が担当しているヨガのクラスで、鏡があるところが一箇所ありますが、そこは鏡を正面にするのではなく、右側になるようにして、少しでも鏡の視線が気にならないようにしています。

 

鏡がない環境で、先生のインストラクションをよく聞き、できる限りその通りに呼吸をして、動いてみて下さい。

身体のどこを動かしていて、どこを使って、どこをストレッチしていて、と、身体の感覚をよーく感じながら練習しましょう。

続けていくと、いつの間にか、自分の体にあった、適切な位置に導かれます。

自分のポーズが合っているか、合っていないかではなくて、私にあったポーズになります。

外を見る視線ではなく、

内を見る視線、を持つ練習です。

それは自分の考えや感情を見る練習にもなるのて、気分が安らかになって、よりリラックスする経験になりますよ。

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Emi