ヨガインストラクターのEmiです。こんにちは。
先日のあるクラスでの出来事。
ある生徒さん、今まで背中に両手をまわして、手と手を組む、という動きが出来ませんでした。
肩関節が柔らかくないと、難しい動きです。
なかなか手が届かなかったのですが、その方の動きを見ていると、
もう少しだけ手を伸ばせば十分届くはずなのに、
手と手を近づけようとしていませんでした。
「もう少し腕の位置を変えると、すぐ手が届きますよ」とお伝えすると驚いた様子で、
やってみたらすぐに出来ました。
クラスの後、その方は「バインドできるなんて、思ってもいませんでした!」
と喜んでいらっしゃいました。
「できる」って思っていなかったんですね。
こういうことって、私自身にもたくさんあるな~と気づかされました。
「ずっと出来なかったことだから、これからもたぶん出来ないだろう」
「それが当たり前」
「できるはずない」
自分で気づかずに、こんな風に思っていることが結構あります。
「思ってもいなかった」ということは、
知らず知らず、自分に制限をかけてしまって、
ちょっと手を伸ばそう、努力しようとする意志を持つことさえ、なくなってしまう。
ヨガの練習を続けていくと、些細なことですが、
自分が自分に無意識にかけている「制限」に気がつくことがあります。
気づくことで、その「制限」が少しずつでもなくなって、
自分の可能性を疑うことがなくなればいいですね。
春はもうすぐ!
Emi