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2020/03/09

Q&A『体が柔らかくなりません』 ヨガインストラクター Emi

ヨガインストラクターのEmiです。こんにちは。
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♦Q&A『体が柔らかくなりません』

こんな質問を頂きました。

「ヨガを続けてるけど、なかなか体が柔らかくならないんだけど?」

そんなお話をして下さったのは、ヨガを続けて3年になる方です。
私から見ると、そのようには見えないので、よくよく聞いてみると、

「ヨガを続けているけれど、ヨガを始めた頃ほど、最近は体の変化が感じられない。」ということでした。
私も、そのお気持ちはわかります。

私は体が硬いし、体を動かすことも苦手だったので。

ヨガを始めて数ヶ月~2・3年は特に、体の変化が楽しくて嬉しくて、夢中になっていました。

何しろ、始めた頃は立って前屈して、床に手が届かなかったのに、

数ヶ月して届くようになったり、出来なかったポーズができるようになったり。

しかし、ある程度出来るようになると、その変化のスピードが前ほどではなくなりました。

「この先練習続けても、進歩するのかな」と思いますよね。

でも、今一度考えて頂きたいのですが、「本当に進歩していないのか?ということです。

始めた頃と今では、かなり体が変化しているはずです。

まずは今まで続けてきた「成果」を認めてほしいな、と思います。

そして、続けてきたからこそ、今の体があるのです。
柔軟性を高めるには、コツコツやるしかありません。

元々持って生まれた体の性質、過去の経験、練習の内容や練習頻度などにもよるので、一概には言えませんが、時間がかかるものです。

「先は長いな~」と思うかもしれませんが、

「ヨガを続けていた3年間、長かったですか?」

「あっという間でした」

ですよね。振り返ればあっという間なんです。

このように練習に疑問を持つのは、練習の質を変えるのに良いチャンスでもあります。

ヨガを始めようとした時、どんな目的がありましたか?

柔軟性や体力を付けて、体を健康にしたい、とか、まずは体のことを目的にすることが多いと思います。

柔軟性やポーズが出来るようになる、というのは、目に見える「成果」なので、変化がわかりやすいと思います。

でもここからは、その目に見える「物差し」で成果を計ることを、ちょっとやめてみるのも良いかと思います。

目に見えにくいものに、目を向けてみてはいかがでしょう?

 

例えば、

呼吸が深くなった

集中力がついてきた

あるポーズが、前よりすごく気持ちよく感じた

シャバアサナでとてもリラックスできるようになった

苦手なポーズへの抵抗がなくなった

上手く出来なくてイライラすることが減った

ヨガに通ってると、日常生活でのストレスが減った

など、

 

あなたの内側で、ヨガの練習から受け取っているものがあるはずです。

それを探して、自分のことに気づくのも「成果」です。

体の柔軟性も大切ですが、他の喜びや楽しみもあります。

ちょっとした変化に気づく練習をしていくと、

「柔軟性」のことも忘れてしまって、気がついたら

「あれ、体が柔らかくなってるな」

という時がやってきますよ。
楽しみながら、末永くヨガを続けて行きたいですね。

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Emi