スマイルボディの 松尾 です。
以前「ガンにならないために」というブログを書かせてもらいました。
日本人の「2人に1人」ががんになる時代になり、
数年後には「3人に2人」ががんになると言われています。
「がん」にならずに済むために
心身の疲労、悪い習慣、悪い食事 をしているなら、変えましょう。
「不調」を放置していると、免疫力・治癒力が低下します。
免疫力・治癒力が低下すれば、確実に「がん」になりやすくなります。
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スマイルボディの「がん」に関するブログ
不調を改善する努力をすれば、がんになりにくい体を作れます。
そして「健やか」、その先の「きれい」も手に入ります。
健やか きれい を手に入れるには、 「身心のケア」「生活改善」「良い食事」をバランスよく上手に取り入れて 治癒力・免疫力・代謝 をアップさせることです。
日本人に多いがんは 大腸がん、胃がん、肺がん、大腸がん、乳がん、前立腺がん、子宮がん など。 「日本人に多い7種類のがん」を解説する記事が、日経Goodayに掲載されましたので、ご紹介します。 日経Gooday(グッデイ)は、日本経済新聞社が運営する、健康・医療に関する総合サイトです。 「からだにいいこと、毎日プラス」をキャッチフレーズに、セルフケアを中心とした最新情報・メソッドなどを提供しており、信頼できるサイトだと思っています。日経Gooday(グッデイ)より 2016/4/1
日本人に多いがん 7大がんの基礎知識
「日本人が一生のうちがんになる確率は男性60%、女性45%」
これは2010年の統計データですが、実に2人に1人が、一生のうちに何らかのがんにかかると言われています。がんは決して、他人事ではありません。
健康なときにこそ、がんをよく知り、がんになった場合に備えておくことが大切です。
「やさしいがんの学校」では、それぞれのがんについて、専門家にお話を伺い、分かりやすく解説してきました。
今回は、これまで取り上げてきたがんの中から、7つのがん(胃がん、肺がん、大腸がん、前立腺がん、乳がん、子宮がん、血液のがん)について総ざらいします。
1 胃がん | ピロリ菌感染が原因といわれ、患者数は減少傾向に | |
2 肺がん | 日本で最も死亡数が多いが、早期発見・治療なら5年生存率は70%超 | |
3 大腸がん | 食の欧米化などに伴い、じわじわ増加する大腸がん | |
4 前立腺がん | 近年増加する前立腺がん、技術の進歩で早期発見が可能に | |
5 乳がん | 女性で最も患者数が多く、遺伝性は全体の5~10% | |
6 子宮がん | HPV感染が主な原因の子宮頸がん、女性ホルモンの乱れが一因の子宮体がん | |
7 血液のがん | 薬の進歩で通院治療も可能に、治療成績も向上 |
胃がん:ピロリ菌感染が原因といわれ、患者数は減少傾向に
お話を聞いたのは…
後藤田 卓志(ごとうだ たくじ)先生
東京医科大学 消化器内科 准教授、医学博士
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肺がん:日本で最も死亡数が多いが、早期発見・治療なら5年生存率は70%超
お話を聞いたのは…
池田 徳彦(いけだ のりひこ)先生
東京医科大学病院 呼吸器・甲状腺外科主任教授
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大腸がん:食の欧米化などに伴い、じわじわ増加する大腸がん遺伝による家族性の大腸がんはごくまれですが、大腸がんを経験した家族がいる場合は注意しておくといいでしょう。 一般に、自分から見た大腸の右側(盲腸、上行結腸、横行結腸)に発生したがんでは、自覚症状が起こりにくく、慢性的な貧血や腹部のしこりに気づいて受診したことがきっかけで発見されるケースが多く見られます。 血便などでは確認しづらいのは、(自分から見て)大腸の右側では、便がまだ水分の多い状態で運ばれてくるため、がんができていても通過しやすくなっている上、肛門にいたるまでに距離があるので、がんによる出血が便に混ざり、分かりにくくなってしまうためです。 一方、大腸の左側(下行結腸、S状結腸、直腸)に発生したがんでは、下血や血便、便秘や下痢、便が細くなるといった症状が現れやすくなります。 大腸がんは早期に発見・治療できれば、治癒が可能です。 大腸癌研究会の集計(全国登録2000~2004年)によれば、ステージ別の5年生存率(がんの診断から5年生存している人の割合)は、I期では92%、II期では85%、III期では結腸がんが72%、直腸がんが63%、IV期では19%となっています。
お話を聞いたのは…
金光幸秀(かねみつ ゆきひで)先生
国立がん研究センター中央病院大腸外科・科長
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前立腺がん:近年増加する前立腺がん、技術の進歩で早期発見が可能に
お話を聞いたのは…
斉藤史郎(さいとう しろう)先生
独立行政法人国立病院機構 東京医療センター 泌尿器科医長
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乳がん:女性で最も患者数が多く、遺伝性は全体の5~10% |
子宮がん:HPV感染が主な原因の子宮頸がん、女性ホルモンの乱れが一因の子宮体がん子宮頸がん子宮頸がんは20歳代後半から40歳代後半の女性が罹患しやすいがんですが、早期に発見すれば治癒しやすいのが特徴です。 主な原因は性交で感染する「ヒトパピローマウイルス(HPV : Human Papillomavirus )」と考えられています。 子宮頸がんは若い世代で罹患率が増加しているのに対し、子宮体がんはほとんどの世代で増加傾向が見られます。 HPVに感染しても、すべての人が子宮頸がんを発症するわけではありません。 HPVの約90%は感染後、免疫機能によって自然に排除されていきます。 何らかの理由でHPVが自然に排除されずに感染が持続した場合、その約1割に子宮頸部の異形成(まだがんではない前がん状態)が起こります。 子宮頸がんの初期の段階では、自覚症状がほとんどありません。 そのため、早期発見には、子宮がん検診を定期的に受けることが重要です。 また、喫煙がHPVの自然排除を妨げることが報告されています。 禁煙が子宮頸がんの予防にもつながるのです。 早期に発見し、適切な治療を行えば、ほぼ根治できるようになってきています。 「日本産科婦人科学会婦人科腫瘍委員会第55回治療年報(2007年治療開始例)」のデータによれば、ステージ別の5年生存率(がんの診断から5年生存している人の割合)は、I期で91.8%(IA1期では99.2%)、II期で71.5%、一方でIII期は53.0%、IV期は23.7%となっています。子宮体がん子宮体がんを発症する原因はまだ明らかにはなっていませんが、女性ホルモンのバランスの乱れが関係するものが多いと考えられています。 早期から不正出血などの自覚症状が見られるため、放置せずに婦人科を受診すれば、早期発見・治療により治癒しやすい特徴があります。 一部の子宮体がんには、遺伝によるものもあります。 近親者に子宮体がんのほか、大腸がんや乳がん、泌尿器系のがんなどを経験した人がいる場合は、自身も注意しておくといいでしょう。 子宮体がんでは、初期から自覚症状が見られることがほとんどです。 最も多いのが不正出血(月経時以外の出血)で、子宮体がんの患者さんの約90%に見られます。 おりものの異常(茶褐色などの色の変化や量の増加、悪臭を伴うなど)、下腹部の痛み、性交時痛や性交後出血などが見られることもあります。 月経不順があるなど女性ホルモンのバランスが悪い人は、定期的に婦人科でチェックするほか、不正出血があった時には必ず婦人科を受診するようにすれば、早期発見・治療につながり、治癒率も高まります。 子宮体がんは、初期から不正出血などの自覚症状が見られることがほとんどのため、見逃さずに受診し、適切な治療を行えば、ほぼ根治できることが多い疾患です。 「日本産科婦人科学会婦人科腫瘍委員会第55回治癒年報」のデータ(2007年治療開始例)によれば、ステージ別の5年生存率(がんの診断から5年生存している人の割合)は、I期で95.3%、II期で89.8%、III期で75.6%、IV期で29.1%となっています。 |
血液のがん(悪性リンパ腫・白血病):薬の進歩で通院治療も可能に、治療成績も向上悪性リンパ腫血液の白血球に含まれるリンパ球が異常に増え、リンパ球が集まるリンパ節が腫れたり、しこり(腫瘤)ができたりする悪性リンパ腫。 日本では年間10万人当たり7~8人に発生するという報告があります。 高齢化に伴い、男女とも罹患率は微増しています。 よく見られる症状は、リンパ節の腫れです。 消しゴムのような硬さ(弾性硬)のしこりができるものの、痛みを感じることはほとんどありません。 また、「B症状」と呼ばれる3つの症状、「原因不明の発熱(38度以上)」「体重減少(半年で10%以上)」「大量の寝汗」を伴うこともあります(無症状の場合は「A」と呼ばれます)。 ただし、これらの症状はほかの病気との区別が非常に難しく、発症から診断がつくまで時間がかかってしまうことが少なくありません。 なお、多くのがんでは、喫煙などの生活習慣との関連が示唆されていますが、悪性リンパ腫では現在のところ、生活習慣との関連はないと見られています。 そのため、予防が難しく、先に挙げたリンパ節の腫れや症状に気づいたら、受診することが肝要です。 早期発見できれば、ステージⅠの5年生存率は、70%と高いのが特徴です。白血病(急性骨髄性白血病)急性骨髄性白血病の発症率は、1万人に1人程度の割合といわれています。 40代から発症率が上がり始め、60~70代が最も多くなっています。 統計では男性のほうがやや多い傾向があります。 原因は明らかになっておらず、人での発症のリスク要因として認められているものもありません。 放射線被ばくが白血病のリスクを高めると示唆されることがありますが、急性骨髄性白血病ではそのリスクは確認されていません。 人から人への感染や体質の遺伝なども認められず、誰でもなり得る病気といえます。 急性骨髄性白血病では、がん化した異常な細胞(白血病細胞)が無秩序に増殖するため、正常な血液細胞が作られなくなることによる初期症状が現れるのが特徴です。 例えば、正常な白血球の減少では感染による発熱、正常な赤血球の減少では貧血による動悸や息切れ、倦怠感、正常な血小板の減少ではあざや赤い点状の出血斑、鼻血、歯茎からの出血といった傾向が見られます。 胃がんや大腸がんといった多くのがんでは、治癒するためには、早期での発見が重要です。 一方、急性骨髄性白血病の場合は、診断された時点で全身の血液に白血病細胞がめぐっているため、「早期」という概念がありません。 急性骨髄性白血病の多くは、抗がん剤による治療効果が高いため、約80%は寛解(症状や検査で異常が確認できない状態)に入る可能性が期待できます。 お話を聞いたのは… |
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スマイルボディ 代表 松尾さとし